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new worth(6)
Mame Kurogouchi

旅のストーリーが
感じられる服に出会う

2019.08.29 fashion

自由を象徴する旅。心象風景が映し出されたストーリーを感じる服との出会いは、新しい価値観を吹き込む。
旅から多くのインスピレーションもらい服づくりを行う黒河内さん。
予期せぬ出会いが創作の原動力となることも多々。
各地で出会ったさまざまなブルー。そこからメッセージを受け取り生み落とされた結晶とは?

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コート¥615,600、パンツ¥63,720(ともにMame Kurogouchi/マメ カスタマーセンター)、中に着た黒のトップス¥17,496(TELFAR)、オレンジのトップス¥20,995(LRS/ともにラドラウンジ)、ピアス¥99,360(SPINELLI KILCOLLIN)、ネックレスにしたウォレットチェーン¥1,495,800、細いチェーンのネックレス¥1,706,400(すべてHOORSENBUHS/サザビーリーグ)、ブーツ¥17,064(Vintageラボラトリー/ベルベルジン®)

 

 

1日、1日記、1写真、1デザインのストーリーが服になるまで

自分と対峙することで生まれる
センシティブなクリエイション

19SSに引き続き、デザイナーの黒河内さんは日記という手法で、琴線に触れたものを写真や文章、ドローイングで事細かに記録。それを元にイメージを拡張させながら、コレクションの制作に取り組んできた。ポラロイドカメラで切り取った国内外の様々な景色、そこに添えられた私的な言葉。実体験とフィクション、2つが複雑に交錯するストーリーは、デザイン画とともに視覚化され、やがて彼女を壮大な「青」の世界へと導いていく。コレクションピースに落とし込まれているのは、そうした時代や文化、現実と夢を超越して集められた彼女の記憶の集合体だ。例えばモデルが着用しているコート。これは奈良で出合った着物の古布から着想を得た作品だが、柄を表現するにあたっては、彼女が日常で美しいと感じたシーンの描写(バスソルトが湯船に溶けてゆく様子)が、緻密なジャカード織りによって再現されているという。

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01. 水に溶けゆく青。その様子を切り取った写真とともに、1日に起こった何気ない出来事や印象に残った言葉が、ポエティックに綴られている。隣には写真から着想を得たコートのデザイン画も。

 

 
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02.奈良で江戸時代の古布に出合ったことが、新しい生地を生み出す原動力に。日記を遡ることで創作に至った経緯が紐解けるのもおもしろい。 

 

 
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03.イギリス滞在時の思い出を綴ったページには、夕暮れ時に見たこの世の果てのような海、宿で目にしたベッドカバーのことなど、デザインのルーツになる事柄が写真と鉛筆画によって記されていた。 

 

 
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04.冬のある日の日記には、染色家・柚木沙弥郎さんからうれしい手紙が届いたこと、太古のオホーツク文化に思いを寄せる記述がなされていた。

 

 
PHOTO_Kenta Sawada
STYLING_Sumire Hayakawa(KiKi inc.)
HAIR_Moe Mukai
MAKE_Nobuko Maekawa(Perle management)
MODEL_Aurore
TEXT_ Mayu Sakazaki

information

マメ カスタマーセンター➿0120-927-320

https://www.mamekurogouchi.com/