PERK

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Interview with Christelle Kocher
from PERK No.31 issue

スポーツ、その重要性を
コーシェにデザイナーに聞く

2019.05.14 interview

この夏のローンチが発表されたナイキとのコラボコレクションのニュースや、
3月に東京で披露された新作を見ても、
ファッションとスポーツの融合について
コーシェが特別な意気込みを持っていることは間違いない。
その想いを彼女のホームタウン、パリで聞いてきた。

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“人と人、国と国、
あるいは異なる世代を
繋ぐことができるもの”

「わたし自身スポーツをするのが大好きで、これまでにハンドボールを11年間、今でもランニング、ボクシング、ヨガを続けています。スポーツはわたしたちの心を開いたり、人と人、国と国、あるいは異なる世代を繋ぐことができるものだと思っていて、そうした力がファッションにもポジティブな変化をもたらしてくれると信じています」。これまでにもサッカークラブ「パリ・サンジェルマン」とのコラボを発表するなど、自身のクリエーションに意欲的にスポーツ要素を取り入れ てきたクリステル。3月に発表されたナイキとのコラボではアスリートをモデルに起用して女子スポーツの発展に貢献したり、2019年秋冬のメインコレクションでもナイキのサポートを得る形で機能素材を多用するなど、「スポーツ×ファッション」というトピックは彼女の中でますます大きなものとなってきていることを感じる。「今日わたしが着ているスーツもマンチェスター・ユナイテッドFCなど計5つのサッカーチームのユニフォームを使用していて、そこにコーシェの生地を 足し、サッカーボールの六角形のデザインをパッチワークで表現しているんです。機能的な素材をテーラリングに取り入れてみたいという気持ちもありましたが、それ以上にユニフォームを使っていろいろな街、いろいろな国をひとつの洋服の中にまとめてみたかったんです」。こうしたアイディアもまた、彼女が言うところの「スポーツがもたらしてくれるポジティブな変化」なのではないだろうか。単なる機能自慢に陥らないところに、スポーツに対する彼女の誠実さや思慮 深さが垣間見え、その結果生み出される洋服たちはより輝きを増す。「毎日のスポーツは自分自身を見つめる時間なんです。そこで養われた忍耐力や決断力、何よりチーム精神は洋服作りをする上でも役立つ最大の価値ではないで しょうか。もしもスポーツを好きになっていなかったら、きっとわたしは今のような女性ではなかったでしょうね」。

from winter 2019 collection in tokyo

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3月21日に東京・渋谷で発表されたばかりの2019年秋冬コレクションでもサッカーユニフォームが大々的にフィーチャーされていた。ちなみに右ページでクリステル本人が着用しているスーツもこのシーズンのもの。

information

クリスタル・コーシェ

profile

2014年に自身のブランド「KOCHÉ(コー シェ)」をスタート。これまでにLVMHプラ2、フシーンから高い注目を集める。

コーシェ オフィシャルHP_ http://www.koche.fr/

コーシェ insta_ @koche