PERK

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022-1

Interview with Rico Narumi
from PERK No.26 issue

“それぞれの東京”
女優 成海璃子さんにインタビュー

2018.06.29 fashion interview magazine

「STYLING WITH TOKYO」をテーマに、一冊を通して
様々な角度から今の”東京”を紹介している最新号のPERK。
そんな特集の中で掲載した、女優・成海璃子さんの
インタビューをオンラインでも公開しました。
思い思いに過ごした場所、そこで出会った人、そして起こった出来事は
魅力的な彼女たちを形成した、とても大切な一部分となっているはず。
それぞれに浮かぶ東京の景色を、少しだけ覗いてみることにした。

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Profile
神奈川県出身の25歳。2000年、女優として活動開始。今後の出演作に、7/25(水)21:00〜放送のBSプレミアム京都発ドラマ『ワンダーウォール』、映画『家族のはなし』(2018年公開予定)などがある。ファッションアイコンとしての支持も高く、ネットオークションでTシャツを掘るお茶目な一面も。

 

 

どこよりも今っぽくて、
実はとても昔っぽい

東京の中でも煌びやかなイメージの色濃い、表参道。
通り沿いにはラグジュアリーブランドのショップが軒を連ね、ほかの場所以上に
トレンドアイテムを扱う店が数多く建ち並ぶ。ここは、成海さんの生活圏でもあり、
慣れ親しんだ場所。「表参道ってすごい勢いで変わっていきますよね、
新しいお店がたくさんできて。でも、変わらない店も何軒かあって」。
そう話す彼女には、このエリアにもう何年も通い続けている喫茶店があるそうだ。
「その店に行くのは、私の日課。生活圏にあるので、朝起きたらコーヒーを
飲みに行くんです。『おはよ〜』ってお店の人と話をして、『じゃ、また明日ね〜』って
お店を出る、ほんとそんな感じです。もう、常連さんもだいたい知っているから、
お喋りをしたり、本を読んだり、脚本を読んでセリフを覚えたりすることもあります」。
彼女が気に入るその店は、大通りから1本入った場所で30年以上続く、小さな看板が
目印の老舗。この地で多くの時間を過ごしたことで、覚えた感覚もあるそうだ。
「この辺りをしょっちゅう歩いているので、酒屋さんや中華料理屋さんの人から
『おっ! 璃子ちゃん。応援してるよ!』なんて、気さくに声をかけてもらうこともよくあります。
いつも挨拶をするのに、まだ一度も食べに行けていないお店もあったりして、
そろそろ行かないとなと思ってるんですけど(笑)。そういう古き良き日本な感じが、
とても居心地が良くて、楽しいんです」。ほかにも、演歌が流れる昭和感満点の居酒屋や、
クラシックな外観のクリーニング屋などもあり、そこもやはり彼女が落ち着く場所なのだとか。
もちろん、ファッショニスタとして知られる成海さんらしく、足繁く通うショップもある。
「特に、セリーヌにはよく行きます。今着たい! って、ときめくものが必ず見つかるんです。
あとは時々、C.Eのプレスルームにお散歩がてら遊びに行ったりもします。ライラヴィンテージや、
原宿の方へ下って古着屋さんを見に行ったり。私は今の服もヴィンテージの服も好きなんですよ」。
心が踊る斬新なものも、懐かしさを感じられる落ち着く場所も、表参道にはあるのだ。
「古いものと新しいものが両方ある、そういうところが好きです」。そう話して、
古着のTシャツに袖を通しセリーヌのパンツをはく、成海さん。
彼女の心地よさのベストなバランスが、そこに見えたような気がする。

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PHOTO_Takashi Ehara
HAIR&MAKE_Rumi Hirose
EDIT&TEXT_Akiko Fukunaga