PERK

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Interview with
Yurika Nakatsu(Maison Eureka)

<メゾンエウレカ>の中津由利加さんに
“センスを磨くアイディア”を聞きました

2017.11.01 fashion interview magazine

どこのブランドの服を着るとか、どんな服を着るかよりも、
誰がどんな風に着るのか?どんな考えで自分のスタイルにするか?
がとっても大事な気がするこの頃。
いつだって自分らしいスタイルを追求し続けるPERKガールにとっては
当たり前のことかもしれない。でも、改めて考えてみたい。
スタイルを作るために必要なセンスの磨き方。
本当にいいセンスを身につけるには時間がかかるから、
センスを磨くアイディアやインスピレーションの源を
いつでも探し続けないといけないのです。
今回お話を聞いた中津由利加さんは現在ベルリンに住んでいて、
2015年よりスタートしたブランド<メゾンエウレカ>の
デザイナーとして活躍する女性。
そんな彼女の”センスを磨くアイディア”とは?

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デザイナー。ベルリン在住。セレクトショップのバイヤー、シューズブランドのデザイナーを経て、2015年より<メゾンエウレカ>をローンチする。

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Interview

 

ベルリンの日常生活の中から
色彩を切り取る

 <メゾンエウレカ>のデザイナーである中津さんは現在、ベルリンを拠点に活動。生活の中でひらめきが自身のブランドのデザインに落とし込まれていく。中でもその色彩感覚と建築的なアプローチはベルリンの街並のように色鮮やかだ。特別な何かではなく、日常を楽しんでこそ見つけられる中津さんの「色彩」アイディアについて聞いてみた。
 「普段はベルリンに住んでいてデザインの仕事をしているのですが、色彩を意識するようになったきかっけは19才の頃、ロンドンに行く前にヴォルフガング・ティルマンスという写真家の展示会を見に行った時。その写真の色味が日本と違って見えて。実際にロンドンに行ってみると、本当に日の射し方とか紫外線の強さ、湿度で色が違く見えるんですよね。それから海外でみる色味、日本でみる色味の違いを意識し始めました。実際に洋服をデザインする時のカラーリングのリファレンスとなるのはベルリンの生活の中で偶然見つけた色鮮やかなプロダクト。特にお菓子のパッケージとか、スーパーで売られている生活用品、文房具はヴィヴィッドな色とくすんだ色が混ざり合った独特な色彩のデザインに惹かれます。ストイックに何かを探しているというよりもその時々の偶然を楽しんでいるので、自然と目に入ってきてクリエイティブな感性に刺激を与えてくれるます。私自身はいつも黒い服を着ることが多いんです。黒って強い色だけど気配がない色でもあると思うんです。歌舞伎舞台の黒子のように気配を消して、余計な考えをせずにいられるので、常に頭の中をフラットにキープできるのかもしれません。
 普段、仕事場としても使っている家の中もベルリンらしい色彩で構成されています。ヴィンテージのインテリアにヨーロッパ特有の鮮やかな色使いのプロダクトが差し色になって、ちょっとミニマルでシックな雰囲気に。家の中のテーブルやソファ、いすなどのインテリアは蚤の市やヴィンテージインテリア専門店で購入して買い揃えました。そこに色鮮やかなプロダクトが入ることで一気にスタイリッシュな空間になりますよね。赤茶色のソファにグレイのバランスボウル、ヴィヴィッドな黄緑の自転車が置いてあるリビングや、クリーンな白の空間の中にカラフルな洗剤が置いてあるバスルーム、からし色のクッションと水色のランプの組み合わせなど。そんな何気ない日常空間から、自然と新しい色彩感覚が身につくのかもしれません。そして、ベルリンの生活では新鮮なフルーツがとても身近な存在です。ヨーロッパって日本のようにコンビニが発達していなくて、日本のスーパーに売られているような出来合いの食べ物やカットフルーツのようなものがあまり無いんです。なので、いつもマーケットには素材そのもののフルーツが色鮮やかに並んでいたり、日本にあるのと同じ種類の野菜や果物なのに見たことの無い色や形がたくさんあるんです。いびつな形をしたキャンディのようなカラーリングのかぼちゃも普通に出荷されていたり(笑)。日常の中でも意識次第でたくさんの発見があるんです。何か特別なものではなく、日常にあるものに対して自分自身がどんなスタンスで向き合うのか。そして自分の頭の中に保存していくことを習慣にしていることが、自然と洋服のデザインにも影響されてくるのかもしれません」。

 

 

 

Idea source 01

ユニークな色彩が光る
日常のプロダクトたち

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昔のポスターのグラフィックデザイン

 

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ドイツで売られている文房具のデザイン

 

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ヴィンテージのプライスプレート

 

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ドイツで売られている検査器のデザイン

 

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ドイツで売られている薬のパッケージ

 

 

 

Idea source 02

家の中のカラーリングは
ミニマル×シックで統一

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@living

 

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@bed room

 

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@living

 

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@bath room

 

 

 

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鮮やかなフルーツにも

色彩のヒントがたくさん!

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スーパーで見つけたカラフルなかぼちゃ

 

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自宅に置いてあるフレッシュなフルーツ

 

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メゾンエウレカのエコバッグとりんご

 

 

 

Maison Eureka’s New Products

日常で見つけた色彩を反映した
<メゾンエウレカ>の新作プロダクト

 

 

 

 

 

 日常を元気にしてくれるデザインと色彩はわたしたちの着こなしを手助けしてくれるようだ。中でもデザイナーの中津さんのカラーパレットが反映された鮮やかな色合いのアイテムをご紹介!
 日常的に着られるものを意識して作られたメゾン エウレカの洋服は、一見カジュアルなのにどこか他のブランドと違う。「シーズンテーマは特に持たず、誰かのクローゼットにありそうな服、普段着をテーマにその時々で私の頭の中でひらめいたものを中心に作っています。こんな人がこの街にいたら可愛いかも、っていう感じで街に溶け込む色を考えながら作ることでシーズン毎に味が出てくるんです」。

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ベースボールキャップ 各¥16,200、キャップ&スカーフホルダー¥6,264(MAISON EUREKA/オン・ショールーム トーキョー)

 

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ヒールパンプス¥42,120(MAISON EUREKA/オン・ショールーム トーキョー)

 

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フリースロングカーディガン¥84,240(MAISON EUREKA/オン・ショールーム トーキョー)

 

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プレーティングセーター¥45,360(MAISON EUREKA/オン・ショールーム トーキョー)

 

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スクエアトゥーショートブーツ¥62,640(MAISON EUREKA/オン・ショールーム トーキョー)

 

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デニムパンツ¥48,600 (MAISON EUREKA/オン・ショールーム トーキョー)

 

 

 

COLUMN

ブランドルックも
ポップ&カラフルで可愛い!

 

 

 

 

 

最後は思わず保管したくなるほどのミニマルな世界観のルックブックをご紹介。きっとベルリンで撮影しているんだろうなぁと思いきや、こちらのルックたちは日本でロケハンをし、撮影をされたものもあるそう。海外だけではなく、日本でもこんな可愛らしい場所(モノ)があるんだ!ということを教えてくれる。デビューコレクションからシリーズ化されたLOOKBOOKは5シーズン分を一つに重ねるとタブロイド紙のようになる設定で作られており、今回の6シーズン目からはA1サイズでまったく新しいデザインで提案される予定。なかなか見ないビッグなサイズ感も魅力。是非チェックしてみて!

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PHOTO_Riki Yamada[model]、Yoko Tagawa[still]

information

問_オン・ ショールーム トーキョー

TEL_03-6427-1640

URL_http://www.maisoneureka.de/