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interview with “CAN PEP REY”

イビサの心地良い空気をまとい
ドイツで作る上質なワードローブ。
デザイナーカップルが来日!

2017.05.17 event fashion

人気セレクトショップ「グラフペーパー」で開催されていた、今季から日本本格上陸を果たしたブランド<CAN PEP REY(キャンペプレイ)>のポップアップに行き、共同デザイナーにしてカップルでもあるポールとモードの2人に話を聞いてきました。ブランドの重要なキーワードとなっているイビサ島を感じさせる空間演出もお洒落だったし、何より2人の醸し出す雰囲気が最高に素敵! やはり作り手の想いを知ることは大切ですね。

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ポップアップはグラフペーパーの2階部分で開催されていました。

 

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ブランド初のアートブックの発売を記念して、店内にはブック内の写真も展示されていました。そして至るところにオレンジ!

 

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カラバリごとに陳列された新作たち。

 

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こちらがブランド初のアートブック『BAR COSTA』。タイトルはイビサ島に実在するバーに由来しているのだとか。

 

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デザイナー2人がお土産として振舞ってくれたイビサ島のコーヒー。パッケージも可愛い!

 

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デザイナーのポールとモードが出逢ったのは5年ほど前のイビサ島。そこから徐々に関係を深めていく中で、いつも再開していた場所がイビサ島にある「CAN PEP REY」という名の家だった(なんと築200年以上!)。2人がその家で感じた自由な感覚を、洋服を通して伝えたいと言う想いからその名前をブランド名にしたのだとか。

 

 

interview with Paul Conradi and Maud Vanden Beusseche

“同じアイテムでも着方によって
モダンなスタイリングとストリートスタイルの
コーディネートの両方ができることを意識したわ”

 

 

 

 

 

日本は来られたのは何度目ですか?

 

ポール:3度目かな。

日本の印象はどうですか?

 

モード:日本人の細かい気遣いにはいつも関心しているの。駐車場とかも、他の国では考えられないくらいに整理されていたりね(笑)。ファッションもそうだけど、生き方自体が丁寧だと思っているわ。

お2人は現在はどこを拠点に活動しているんですか?

 

ポール:フランクフルト(ドイツ)に会社があるんだ。

イビサには住んでいない?

 

ポール:ああ。イビサはあくまで<キャンペプレイ>を象徴する場所だね。僕の家族が持っている別荘もあるから、インスピレーションが欲しい時や休みの時もよく行っているよ。ルックの撮影もイビサで行ったんだ。

<キャンペプレイ>について、2人の役割を教えてください。

 

モード:私はデザインなどの繊細な部分を、彼(ポール)は客観的な視点を持ってセールスなどビジネス面を担当しているわ。とは言っても私もクリエイションに関して彼のアドバイスを取り入れるし、逆にセールスに関して私も意見を言うから。そうやってお互いに支え合いながら2人でクリエイティブディレクションを担当しているの。

なるほど。それでは今季のコレクションについて教えてください。何か特別なこだわりやインスピレーション源はありましたか?

 

モード:今回のコレクションはヴィンテージ・ワークウェアのヘリテージを参考にしたアイテムを多くして、カジュアルで毎日着れるシルエットを品質のいい生地でアップグレードさせることにこだわったわ。例えばシェフのユニフォームや柔道で着るパンツのシルエットみたいに、一見なんの繋がりもないアイテムをミックスして、色や質感、雰囲気で統一してひとつのコレクションとして完成させるのが好きなの。

ハイファッションからインスピレーションを得ることもありますか?

 

モード:ええ、もちろん。私はなんでもチェックするの。ハイファッションからチープなものまで、すべてがインスピレーションになっているわ。最近はストリートウェアからインスピレーションを受けることも多くて、街の人を観察して、その人のルックからコレクションのアイディアが生まれたり。ヴィンテージのアイテム1点からルックのアイディアが生まれることもあるの。今季のコレクションでは全体的にシンプルであること、同じアイテムでも着方によってモダンなスタイリングとストリートスタイルのコーディネートの両方ができることを意識したわ。

確かに。<キャンペプレイ>の洋服にはシチュエーションを選ばない自由さを感じます。

 

モード:どのアイテムも上品に着ることもできれば、崩してストリートっぽく着ることもできる。それが大事なことね。

 

 

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コンセプトは“ワードローブ”。毎朝手にとってもらえる洋服、何度も洗ってきてもらえる服、何通りもコーディネートしてもらえる服。クローゼットの中からついつい選んでしまう、そんな洋服作りを目指しているという。

 

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着心地がよくて動きやすく、優しい表情をみせる素材選びに特別なこだわりを持っている。

 

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クラシックでシンプルなカットに、モダンな要素を少しプラス。自然や風景画をヒントに選んでいるカラーバリエーションも重要な要素です。

 

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微妙な色のニュアンスが服の個性や空気感を表す役割を担っている。

 

 

Photo_Yoko Tagawa(horizont)
Text_Yohsuke Watanabe